3月の世界ジュニア選手権を日本史上最年少で制した島田麻央(14=木下アカデミー)は、冬季ユースオリンピック(五輪)出場を狙う。

新ショートプログラム(SP)は、ケイトリン・ウィーバー氏が振り付けるレディー・ガガの「Americano」。

島田は、このプログラムを「強くて悪い女性を表現している」と説明し、これまでとは雰囲気の異なる曲にも「すごく振付が良かったので自分も気に入ってる」と前向き。「振付がいい分、自分がちゃんと表現しないと良く見えないと思うのでもっと頑張ろうと思う」と意気込んだ。

大人の女性を演出するために特に心がけているのは、表情だという。

「怖い表情を際立たせるためには笑顔も必要だと思うので、表情を変えることを意識して…」

今後の目標については「ユース五輪に出場したい」と話す。新たな一面で世界を魅了し、階段を駆け上っていく。