バスケットボール男子ワールドカップ(W杯)日本代表のエースとして期待される渡辺雄太(28=サンズ)が15日、パリ五輪の出場切符獲得に向けて背水の陣で臨む覚悟を口にした。

渡辺は沖縄などで共催されるW杯(8月25日開幕)の出場意欲を示している。日本代表は前回の19年中国W杯で5連敗を喫し、21年東京五輪でも3連敗。チームの中心選手として、大舞台での勝利を誰よりも強く求めており、「また連敗するようなことがあれば、自分は代表のユニホームを脱ぐつもりでいる。それぐらい、今回は懸けている部分がある」と強い決意を示した。

16歳のときに初めてA代表に選出。米国留学を経て、NBA選手となったあとも日本代表の一員として活躍してきた。「今は自分がリーダー的な立場としてチームを勝たせなくてはならない。チームをパリに連れて行くことができなかったら、もう代表選手でいる資格はないのでは、ぐらいの気持ちでいる」と話した。

8月開幕のW杯でアジア勢で最上位になれば、パリ五輪出場権獲得となる。一方で、上位16位以内かアジア勢で2位に入らなければ五輪最終予選に出場できず、パリ五輪への道が断たれてしまう。

渡辺は、日の丸があしらわれたナイキ製バスケットボールシューズでW杯に臨む。手元に届いたのはつい最近で、「代表活動のときには、いつも日の丸を入れてもらっている。(NBAの)契約がどうとか関係なく、沖縄のW杯に出ることは決めていた。今回もナイキさんに相談して、日の丸を入れてもらった」と明かした。