プールBの上位対決は、世界ランキング1位のトルコに軍配が上がった。この日に同3位に浮上したブラジルを3-0のストレートで退けた。第1セット(S)を25-21で先取すると、第2Sは熱戦の末に29-27で連取。第3Sは25-19と、今年のネーションズリーグ(VNL)を制した地力を見せつけた。

21年にキューバから国籍取得したVNL・MVPバルガスが、両チームトップの19得点で攻撃をけん引。主将のMBエルデムデュンダルも4本のブロックを含む16得点と躍動した。チーム全体でも14本のブロックに成功。22年世界選手権銀メダルの大国との対決を、高さとスピードで制した。

ブラジルはエースのギマラエスが14得点を挙げたが、1セットも奪えず初黒星。パリ五輪出場へ後がなくなった。23日は同14位のベルギーと対戦する。