NBA5年目となるレイカーズ八村塁(25)が開幕戦の敵地ナゲッツ戦に途中出場し、14分39秒のプレーで6得点、3リバウンドだった。

昨季の西カンファレンス決勝と同じ組み合わせとなった注目の開幕カード。八村は第1クオーター(Q)残り約6分、レブロン・ジェームズとの交代で出場した。ジャンプシュートを放つなどしたが得点とはならず、残り41秒でベンチに下がった。第2Qは残り約4分からコートへ。残り1分を切ってディアンジェロ・ラッセルのパスを受け、レイアップシュートで今季初得点をマークした。

第3Qも中盤に投入され、速攻からのダンクを決めるなどシュートを2度決めた。第4Qは出番がなかった。

試合は昨季王者ナゲッツが制した。

昨季途中にウィザーズから移籍した八村は、シーズン終了後に制限付きのフリーエージェント(FA)となり、今後のキャリアを考慮して8月のワールドカップ(W杯)を欠場。FA交渉解禁日にレイカーズと再契約。契約内容は非公表だが、米メディアは3年総額5100万ドル(約73億4400万円)と報じている。

オフシーズンには“キング”の称号を持つ同僚のレブロンとともに練習に励んだ。オープン戦(プレシーズンゲーム)では6試合に出場し、1試合平均で20・3分出場し、10・5得点、4・0リバウンドの成績を残して開幕を迎えた。