22年全日本選手権10位の柴山歩(15=木下アカデミー)が63・97点で2位発進とした。

冒頭のフリップ-トーループの連続3回転を降りて、ダブルアクセル(2回転半)、3回転ルッツも着氷。大きなミスなく演じきり「100%全力で出し切れたという感じではないけど、プログラム全体の流れを崩さずにできたので良かったかなと思います」とうなずいた。

今季は表現にこだわって練習中。今月初旬には、村元哉中氏から直接指導を受けた。

「『骸骨のあくの強い感じを出せるように、形を気にせず自分の思ったとおりにやったらいいよ』と言ってもらった」。助言の内容を明かし「アドバイスしてもらったのがいい結果につながったのかな」とほほ笑んだ。

首位は73・21点の島田麻央(14=木下アカデミー)。

フリーは29日に行われる。