明大が100周年を迎えた「早明戦」を制し、6勝1敗の2位となった。

早大を58-38で退け、定期戦通算成績は42勝55敗2分け。前半の4トライ中3本をFW第1列が挙げ、創部100周年の伝統校に受け継がれる「前へ」の精神を体現した。

後半27分以降に5トライを返した早大は、5勝2敗の3位。明大は5大会ぶり、早大は4大会ぶりの日本一を目指し、全国大学選手権に臨む。

   ◇   ◇   ◇  

12月第1日曜日に固定される早明戦が100周年を迎えた。1923年(大12)に第1回が行われ、戦争での中断を挟んで、来年が100回の節目となる。

勝利した明大の神鳥裕之監督(49)は「多くの方に注目されるのも、積み上げてこられた方が頑張ったから。子どもたちに憧れを抱かせる立場だよ」と送り出し、試合後には開口一番「これぞ早明戦。簡単に諦めない早稲田さんの攻撃、粘り強さで、ゲーム序盤とは違う景色が後半にありました」と評した。

早大は11月23日に第100回の早慶戦を終え、2戦連続で節目の一戦となった。OBの大田尾竜彦監督(41)は早明戦の歴史を選手に伝え、戦前からコンタクトの攻防に重きを置いた。終盤はボールを大きく動かすスタイルで得点を量産。主将のFB伊藤大祐(4年=桐蔭学園)は「このままじゃ終われないという気持ちが、すごくありました」とライバルに追いすがった。