【北京=藤塚大輔】ジュニアグランプリ(GP)ファイナル初出場の中田璃士(15=TOKIOインカラミ)は、ジャンプのミスが響き67.71点で4位発進となった。

冒頭のトリプルアクセル(3回転半)で「回りすぎてしまった」と転倒すると、「練習から全部決まっていたので『あれ?』ってなってしまった」とリズムを乱した。その後のフリップ-トーループの連続3回転ジャンプは決めたものの、最後の3回転ルッツはGOE(出来栄え点)でマイナスに。演技後は口を真一文字に結び、浮かない表情でリンクを後にした。

6日の公式練習では「氷もよくて、結構いい練習ができたかなと思う」と好感触だっただけに、厳しいジュニアGPファイナルの出だし。最終滑走だけあり、周囲の点数も気になった。「皆さんすごく上手なので点数がすごかったので『大丈夫かな』って」と、知らず知らずのうちに重圧がかかっていたことを認めた。

今季のジュニアGPシリーズでは、第1戦タイ大会で優勝。第3戦トルコ大会でも2位に入り、初のファイナル進出した。「もちろんファイナルで優勝するのが目標なんですけど、自分を信じてやるだけ。失敗があってもやることはやってきました」と、意気込んでいた15歳。「(準優勝の)全日本ジュニアもショートは悪かった。フリーは思いっきりやって自分の4回転を皆さんに見せたい」と気持ちを切り替え、9日のフリーで巻き返しをはかる。