初出場の上薗恋奈(13=LYS)は全ての要素で加点をもらう演技をみせ、67・87点の自己ベストで3位発進した。

ジャンプは冒頭のダブルアクセル(2回転半)を勢いよく決めると、続く連続3回転、後半の3回転ルッツも流れるように跳んだ。スピード感も十分。「楽しく滑れて、自分の魅力を出せたんじゃないかなと思うのでよかったです。体を大きく使うことができたんじゃないかな」と笑顔で振り返った。

ジュニア初年度でJGPシリーズで初優勝も飾り、上位6人によるジュニア世界一決定戦に歩を進めた。浅田真央さん、宇野昌磨などを指導した樋口美穂子コーチに師事し、大好きな表現を磨いてきた。大好きなキャラクターはクレヨンしんちゃんと子ども心をのぞかせるが、演技は大人びた印象も与える。

SPは前半はゆっくりとした曲調、後半はアップテンポと転調を滑り切る。意識しているのは10年バンクーバー五輪金メダルの金妍児(韓国)で、「目つきだったりと指先だったりがすごく上手。そういうところを参考にしています」と研究に余念がない。

フリーは8日に行われる。「明日も自分の魅力を発揮して楽しく滑れるように頑張りたいと思います」と誓った。