ベルテックス静岡の今季後半戦は、黒星発進となった。チームは西地区で、勝率4割3分3厘で並んでいた奈良に、ホームで66-75と惜敗。昨年末から続く黒星を止められず、今季最多の5連敗目を喫した。

第1クオーター(Q)序盤の開始2分で6失点し、主導権を奪われた。中盤でCジョン・ハーラー(24)の連続2点シュートなどで巻き返しのきっかけをつかみかけたが、全体でシュートを決めきれなかった。このQを10-19。続くQも相手守備を崩せず、パスミスも重なるなどして得点を思うように奪えないまま。なんとか食らいついたが、22-36とリードを14点差に広げられ、折り返した。

ボールが回りだしリズムをつかんだ後半で相手を追った。第3QではPG岡田雄三(27=三島市出身)が残り7分で3点シュートを成功。チームに勢いをもたらすと42-55の13点を追って最終Qへ。しかし攻撃力の衰えない相手に得点を重ねられた。63-75からラスト15秒、PG吉田健太郎(28)が意地の3点シュートを沈めて9点差に迫ったが、そこまでだった。

試合後、ファクンド・ミュラー監督(50)はコート上で「前半が悪かった」と唇をかんだ。きょう21日の2連戦目に向けて「アグレッシブなプレーをできるようにしたい」と続け、修正を誓った。【倉橋徹也】