昨季のVリーグ覇者で昨年末の皇后杯を制したNECレッドロケッツが、今季のホーム最終戦を完勝で飾り、2位浮上を果たした。

11位のKUROBEアクアフェアリーズと対戦。25-9、25-13、25-20のストレートで退け、連覇へ弾みをつけた。

日本代表のエース古賀紗理那(27)が、両チーム通じて2位の14得点。この日のMVPを獲得し、「後半戦に向けてタフなゲームが続くが、良いところを伸ばしつつ課題を消化していきたい」と力を込めた。

第1セット(S)から、チームとして力を入れてきたサーブがさえわたった。「選手たちが最初から本当にすごい集中力で攻めてくれた」と、金子隆行監督。鋭いサーブで相手の守備を乱し、序盤から主導権を握った。米国代表のオポジット、ダニエル・ドルーズを中心に攻め立て、6連続得点。18-7の場面では、古賀のサーブから再び6連続得点に成功。付け入る隙を与えない猛攻で、セットカウントを先取した。

第2Sは先制こそ許したものの、代表ミドルブロッカー(MB)山田二千華のサービスエースからリズムに乗った。8-6から、MB甲萌香の速攻などで一気の8連続得点。古賀のブロックなどもあり、セットを連取した。第3Sも、序盤、中盤に連続得点をまとめ、危なげない試合運びで勝利を引き寄せた。

代表でも安定感のあるサーブで高い貢献度を誇る山田は、この日3本のエースを決めて勝利に導いた。「相手が自分のサーブに対してポジションをどう変えてきているのかすごく見えた。コーチのサインと自分の打ちたいところが一致いていたので、自信を持って打てた」と明かした。

今季のレギュラーラウンドは残り3試合。2年連続2冠(皇后杯&リーグ制覇)を目指すファイナルステージに向けて、武器に磨きをかけていく。