16~18日に札幌で行われたW杯第19、20戦に出場した葛西紀明(51=土屋ホーム)が、1回目で101・5メートル、2回目で97メートルを飛び、合計237・7点で初優勝を果たした。

「W杯と同じでいい状態。そのジャンプをすれば優勝できるんじゃないかという自信があった」と飛躍を振り返った。国スポは初出場し5位だった23年の旧冬季国体に続き2年連続の出場だった。

1回目は唯一の100メートル以上の飛躍を見せた。「(1回目の)感触はすごく良かった。風の少ない中であそこまで持っていけたのは調子のいい証拠」とうなずいた。

葛西はW杯札幌大会に出場し史上最年長の51歳257日、通算571試合出場と、自らのギネス世界記録を更新した。2戦連続で本戦に出場し、第19戦では1回目で28位に入り、2回目に進出。最終的に30位で5シーズンぶりのW杯ポイント(30位以内)を獲得し、3季ぶりの海外遠征メンバー入りを果たした。「海外のお客さんも相当、僕のことを待っていると思う。僕が飛ぶ時だけ、全部のお客さんが『わーっ』と言ってくれる。歓声を聞きたい」と遠征を見据えた。