今大会限りで現役を引退する意向を示した09年世界選手権で男子100メートル背泳ぎを制した古賀淳也(36=スウィンSS)が、25秒31で2位に入った。優勝には0・05秒届かず「勝ち切れないのは、折り合いをつけるいいきっかけ」と受け止めた。午前中に行われた同予選後に、「引退は区切りとして考えていた。(大会後は)試合に出ない気持ち」と明かしていた。
日本の背泳ぎ界を引っ張ってきたベテランは、山あり谷ありの競技人生を送ってきた。16年リオデジャネイロ五輪に出場も、18年に世界反ドーピング機関(WADA)の検査で禁止薬物が検出された。4年間の資格停止処分となったが、スポーツ仲裁裁判所に提訴。陽性反応から1年3カ月かけて禁止薬物の摂取が意図的でないと証明し、停止期間も2年に短縮された。
今大会は50メートル自由形にも出場予定。「0・1秒でもタイムを上げてレースを楽しみ、結果でも満足できれば」と思い描いた。


