【アンジェ(フランス)=松本航、松本愛香通信員】22年北京五輪(オリンピック)金メダルのギヨーム・シゼロン(30=フランス)が、GPシリーズ復帰戦で3位発進となった。

カナダ出身女性のロランス・フルニエボードリー(33)とともに78・00点を記録した。最終盤のコレオグラフィック・リズム・シークエンスで転倒の減点があり、シゼロンは「愚かなミス」と苦笑い。それでも地元のファンの大歓声を受けて「パートナーになって数カ月がたち、初めての国際大会を一緒に戦えて本当にうれしい。とても楽しい時間を過ごせました。観客とのこの魔法のような瞬間が、私たちの活動すべてに意味を与えてくれるのです。私たちのパフォーマンスには、とても満足しています」と前向きに振り返った。

シゼロンは前パートナーのガブリエラ・パパダキス(30)とともに18年平昌五輪銀、22年北京五輪金メダルを獲得。世界選手権を5度制するなど、アイスダンス界をけん引する存在だった。北京五輪シーズンの22年3月に自国開催だった世界選手権で頂点に立つと、以降は競技会から離れた。振付師としても活躍していたが、25年春にフルニエボードリーとのカップル結成を発表。フランス国籍取得を目指すパートナーと、GPシリーズに帰ってきた。

カナダ代表として北京五輪に出場していたフルニエボードリーも「ギヨームと初めて国際大会で滑ることを、とても楽しみにしていました。とても楽しかったです」と笑顔を見せた。

RD首位はライラ・フィアー、ルイス・ギブソン組(英国)で84・38点。フリーダンス(FD)は19日に行われる。