ラグビーのリーグワンが日本出身選手を優遇する新たな登録規定を導入することについて、元日本代表のラファエレ・ティモシー(34=神戸)が30日、都内の日本外国特派員協会で記者会見し「このような扱いを受けるのは悲しい」と話した。ラファエレをはじめ日本国籍を持つ海外出身選手24人が、東京地裁に適用差し止めの仮処分を求めて提訴している。
新規定では日本で義務教育期間の6年以上を過ごすなどの条件を満たさなければ、海外出身選手は日本代表資格があっても出場に制限がある登録区分となる。サモア出身で山梨学院大出のラファエレは17年に国籍取得し、19年W杯日本大会で日本代表の8強入りに貢献。「(来日時に)このようなルールになると知っていたら、恐らく違う決断をしていた」と述べた。
一方、リーグワンは提訴している選手側と和解協議を進めていると発表した。4月に見直す予定はないと表明していたが、方針転換した形。一部選手を制限のない区分とする案を検討しているという。


