スピードスケートで夏冬通じて日本女子最多となる通算10個の五輪メダルを獲得した高木美帆さん(32)が4日、首相官邸で行われた国民栄誉賞表彰式に出席した。

紺色のドレスに身を包み、高市早苗首相から、記念盾などを贈られた。恒例の記念品には、包丁10本セットを希望した。

1977年の賞創設以来29例目。23年の車いすテニス男子の国枝慎吾さん以来で、スポーツ界では14例目の受賞となった。冬季競技ではフィギュアスケート男子で五輪連覇の羽生結弦さん(31)以来2人目で、スピードスケートでは初の快挙を果たした。

◆高木美帆(たかぎ・みほ)1994年(平6)5月22日、北海道幕別町生まれ。兄、姉の影響で5歳からスケートを始める。帯広南商-日体大卒。五輪は10年バンクーバー、18年平昌、22年北京、26年ミラノ・コルティナ大会の4度出場し、金2、銀4、銅4個の計10個のメダルを獲得。姉菜那さんとは、18年平昌五輪団体追い抜きで姉妹そろって金メダルに輝いた。19年に1500メートルで1分49秒83の世界記録をマーク。W杯では日本勢最多の通算38勝を挙げた。25-26年シーズン限りで現役を引退した。