日本スケート連盟の鈴木恵一スピード強化部長が今季限りで退任し、日本電産サンキョーの今村俊明監督が後任となることが26日、分かった。27日の強化委員会で諮られ4月の連盟理事会を経て決まる。

 67歳の鈴木部長は2004年に就任。スピードスケートの日本勢は06年トリノ冬季五輪ではメダルを逃したが、バンクーバー大会は男子500メートルの銀と銅、女子団体追い抜きの銀とメダル3個を獲得した。47歳の今村氏はバンクーバー大会で日本チームの監督を務め、所属先で指導する長島圭一郎、加藤条治のメダル獲得を支えた。(共同)