全日本柔道連盟は11日、男女の日本代表コーチ陣を発表し、井上康生監督が率いる男子には2004年アテネ五輪100キロ超級金メダルで国士舘大監督の鈴木桂治氏が入った。

 ロンドン五輪の惨敗を受け、男女とも担当コーチの数を増加。男子は鈴木氏のほか、08年北京五輪73キロ級代表の金丸雄介氏ら4人が新任となった。女子は05年世界選手権無差別級金メダルの薪谷翠さんら5人。

 低迷する100キロ超級と100キロ級担当となった鈴木氏は「日本柔道のためにという思いはあった。井上監督に恥をかかせないように、しっかりやっていきたい」と抱負を述べた。