03年以来2度目の優勝を目指すイングランドが、3大会ぶりの決勝進出を決めた。過去7勝33敗1分けのニュージーランド相手に、前半から10-0と圧倒。日本代表前ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ監督(59)の下で規律を乱さず、SOフォードの効果的なPGで同戦7年ぶりの白星にたどり着いた。11月2日の決勝(横浜)は、南アフリカ-ウェールズの勝者と悲願の頂点を争う。

ラグビーの国際統括団体のワールドラグビーは26日、ワールドカップ日本大会の結果を反映した世界ランキングを発表し、準決勝でニュージーランドに勝ったイングランドが04年6月以来、15年ぶりに1位に浮上した。27日に実施されるもう1試合の準決勝で3位のウェールズと4位の南アフリカが対戦し、勝者が2位となる。首位から2位に陥落したニュージーランドは、27日の試合後に過去最低に並ぶ3位に後退する見通し。日本は8位のまま。