<世界大学選手権:日本9-0韓国>◇7日◇3位決定戦◇神宮

 日本が投打に韓国を圧倒し、銅メダルを獲得した。1回に4番の慶大・伊藤隼太外野手(3年=中京大中京)が今大会3本目となる2ランを右中間スタンドに放り込んで先制。主砲の援護に先発の東洋大・藤岡貴裕投手(3年=桐生一)も5回を投げて1安打無失点、5者連続を含む10個の三振を奪う快投をみせた。結局打線は14安打を放って9点を奪い、投手陣も5人の継投で韓国打線をわずか4安打に封じた。

 試合後、選手に胴上げされた榎本保監督(55=近大)は「『金と同じ』と書いて銅メダル。満足はしていないが、価値のある3位だと思う」と大会を総括した。