ソフトバンク柳田悠岐外野手(35)が逆転サヨナラ3ランを放ち、チームを今季最長の6連勝に導いた。2点差を追う9回2死一、二塁。西武アブレイユの内角直球を右中間ホームランテラス席へ運んだ。球団の3試合連続サヨナラ勝ちは南海時代の61年以来、63年ぶりの出来事。さらに本拠地を福岡に構えた1989年以降、節目の球団通算2500勝目。記録ずくめの勝利を背番号9の一打で飾った。

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柳田は気配りの男だ。今年3月に川村ら若手選手に高級かに料理をごちそう。4月札幌遠征では仲田らに当地名物ジンギスカンを振る舞った。2月春季キャンプ中には新加入した山川らを呼んで食事会を開催していた。

広島経大時代に気配りを心がけさせた人がいる。入学から大学3年生まで柳田を指導し、当時監督だった小桜高誌さん(58=現同大学職員)だ。1年秋に右翼手から中堅手へコンバートした。「上の世界でやっていくのにもっと気配りを覚えてほしかった。センターだとライト、レフトも見ないといけない。それを含めた気配りです」と言う。

昨季まではキャプテンを務めたが、今季から「C」マークがなくなった。「肩の荷はだいぶおりました」。そう笑うも、チーム最年長野手はグラウンド内外で見せる気配りでチームを束ね続けている。【佐藤究】

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