来年6月、仙台市で開催される東北地区大学野球選手権が、開催5年目を迎えて拡大リニューアルされることが、18日までに分かった。このほど東北地区3連盟(北東北、仙台6大学、南東北)が合意。これまで各連盟春季リーグ戦の上位2校ずつが参加して覇権を争ってきたが、来年からは上位4校ずつの計12校によるトーナメント方式で行うことを決定した。期間は6月25日から3日間で、仙台市民球場と東北福祉大球場で開催する。

 また3連盟は、各連盟選抜チームによる東北地区大学オールスター対抗戦(リーグ戦方式)を来年7月10日から2日間、秋田・大館樹海ドームで初開催することも決めた。仙台6大学野球連盟の菅本昭夫事務局長(66=東北福祉大)は「最近は各連盟とも全国で上位に食い込める力をつけてきた。さらに刺激し合うことで、東北全体のレベルアップにつなげたい。オールスター戦も選手の励みになり、情報交換の場になると思う」と期待を込めた。【佐々木雄高】