ナゴヤドームで球宴か…と勝手に、にやけた。14日にナゴヤドーム、15日にはZOZOマリンでオールスターが行われる。ナゴヤドームの球宴は2011年以来。当時、中日担当をしていた私も、6年前“本拠地”で取材していた。

 そこで起こったのが全セの「救援だけの球宴」だった。先発した中日岩瀬を筆頭に、6球団の誇るクローザー、セットアッパー9投手による夢の継投。抑えは阪神藤川が務めた。

 全セの指揮を執った中日の落合監督は「各チームのエース級は(前半の)最終戦で投げたばかり」と説明。各球団や先発投手への配慮の意味合いが大きかったが、普段は見ることのできない豪華リレーにドームは沸いた。

 その試合は5回にヤクルト畠山が勝ち越し3ラン、バレンティンも2ランを放つなど1イニング4発の花火を打ち上げた全セが勝利した。東日本大震災で開幕も遅れたシーズン。球宴の盛り上がりが今でも印象に残っている。やっぱりオールスターは特別なお祭り。ワクワクする。【阪神担当 桝井聡】