阪神加入2年目の森越が新助っ人ロサリオの相棒役を買って出た。「外国人選手はナイーブな選手が多い。そういうところでサポートできたら」。中日時代から助っ人とコミュニケーションを取っており、同僚だったルナとは通訳を介して食事に行ったこともあった。それだけ受け入れられやすい性格なのだろう。

 11月のファン感謝デーで行われたカラオケ大会では、白鳥のコスチュームで爆笑を呼んだ。「僕はこっちとこっちしかないんで」と捕球としゃべりのジェスチャーでアピール。「2、3年目だったら、短所を埋めようと頑張りますけど。今は長所を伸ばしていこうと思います!」。先日は人生で初めて吉本新喜劇を見たという。本場の笑いを吸収し、来年も持ち前のトーク力でチームに欠かせない存在になるに違いない。【阪神担当=山川智之】