名護キャンプ初日までに体重100キロを切るダイエットに成功した日本ハム木田投手コーチ(撮影・木下大輔)
名護キャンプ初日までに体重100キロを切るダイエットに成功した日本ハム木田投手コーチ(撮影・木下大輔)

日本ハムの沖縄・名護キャンプ初日に、木田優夫投手コーチ(51)の「おとこ気ダイエット」が完結した。早朝8時過ぎに球場入りした同コーチは、胸を張って言った。「勝ったよ」。

昨秋キャンプで投手陣と、春季キャンプまでに体重を2桁台に落とすことを約束していた。当時は114キロ。約2カ月半で99・5キロまで減量してみせた。しかもユニホームのズボンなどを着た状態で。実際は98キロ台まで落としたとみられ、実に約15キロ以上のシェイプアップとなった。

1月31日の沖縄入りから、周囲をざわつかせていた。スーツがブカブカだったからだ。見た目も顔がシュッとスマートになり、腹もへこんだ。どうやって、体重を落としたのか。

木田投手コーチ 詳しいことは専門家じゃないから言えないけど、ドクターからも話を聞いたら、食べ合わせでも胃とか腸の負担が変わってくるから、それを気をつけた。あとは体重計に乗って、食事の量や質を考えて次に食べるものを決めていく。運動はゴルフと打ちっ放しだけ。

食べ合わせで気をつけた例で言うと、動物性タンパク質と炭水化物の組み合わせは、基本的に避けていたという。大好きなカツカレーも極力我慢。見事に投手陣との約束を守った。

ちなみに、約束を守れなければ、キャンプ中の投手会の食事をおごる予定だった。結果を聞いた杉浦は「やればできるとコーチが体現してくれたので、僕らも頑張らないと」と刺激を受けた様子。キャンプ初日から投手陣の士気を高めることにも成功したが、木田投手コーチは「このキャンプの目標は太ること」。いや、今の姿の方が格好いい。リバウンドは、してほしくない。【木下大輔】

名護キャンプ初日までに体重100キロを切るダイエットに成功した日本ハム木田投手コーチ(撮影・木下大輔)
名護キャンプ初日までに体重100キロを切るダイエットに成功した日本ハム木田投手コーチ(撮影・木下大輔)