15日の初戦となる東大阪大柏原戦(2回戦)で負ければ休部となるPL学園(大阪)にアクシデントが発生した。試合を翌日に控えた14日、練習中に河野友哉内野手(3年)が大腿(だいたい)を骨折した。

 出場可能な11人から戦線離脱。残る10人の中でも外野手の1人は右肩痛を抱えており、実質9人で戦うことになった。「1球への思い、1球への集中力。1人1人の気持ちが大事」と日ごろから仲間を鼓舞し続けた梅田主将(3年)。終われば休部となる夏の初戦で逆境での強さを見せる。