センバツ４強の龍谷大平安は春夏連続の甲子園出場を逃した。あと１勝に迫っていた甲子園１００勝達成は持ち越しとなった。

　１回に先制したものの、２回に同点に追いつかれ直後の３回に勝ち越し。５回に再び同点に追いつかれ、８回に逆転を許してしまい、そのまま逃げ切られた。

　原田英彦監督（５６）は「ゲームに負けてしまったのは現実。負けた原因は反省しないといけない。この夏、この子たちと１００勝したかった」と悔しさを口にした。

　主将の市岡奏馬投手（３年）は「勝つ難しさを改めて感じた。それは後輩たちも十分感じてくれたはず。もっと僕たち以上に勝利に向かって練習から頑張ってほしい」と後輩たちに甲子園１００勝達成を託した。