東海大市原望洋(千葉)はエース金久保優斗投手(3年)の熱投実らず延長14回の末、滋賀学園に敗れた。

 ドラフト候補の東海大市原望洋・金久保が延長14回218球を投げたが、同校の甲子園初勝利はならなかった。延長14回に2四球と失策が絡み勝ち越しを許した。「気持ちがガクッときました」とその後4連打を浴び計4点を失った。最速タイの147キロを出し10奪三振。「もっと制球力をつけたい」と9四死球を反省したが、延長突入後も140キロ台中盤を連発するなど豊富なスタミナを見せた。

 ◆200球以上 東海大市原望洋・金久保が218球。センバツの1試合200球以上は13年に安楽(済美=13回で232球)下石(広陵=12回1/3で219球)が投げ合って以来。