全国高校野球選手権和歌山大会は23日、準々決勝を行い、ベスト4が出そろった。

 春の県大会準優勝の市和歌山は和歌山南陵に6-1で快勝した。4回までに6点を奪って試合の流れをつかむと、継投で相手の攻撃を9回の1点に抑えて逃げ切った。

 紀北工は桐蔭との激しい点の取り合いに12-11で競り勝った。リードが3回入れ替わるシーソーゲーム。紀北工は9回裏に2失点と追い上げられたが、何とか1点差で逃げ切った。

 今年のセンバツ準優勝で、2年連続23度目の夏の甲子園を目指す智弁和歌山は前日22日に日高に16-0で5回コールド勝ちし、4強に駒を進めている。

 準決勝の組み合わせは再抽選で決まる。