第100回全国高校野球選手権大会開幕前日に、開会式リハーサルが甲子園球場で行われ、史上最多の56代表校の選手たちが入場行進の練習をした。

 1915年の第1回大会から1度も欠場せずに地方大会に出場している皆勤15校の主将も参加。

 先頭で歩いた鳥取西・浜崎瀧大郎主将(3年)は「まだお客さんは入ってませんが、グラウンドのスケールを確認できた。明日はしっかりと堂々と歩きたい」と言った。

 甲子園出場を目指した今夏は、鳥取大会準決勝で敗退。「(チームメートは)自分たちも行きたかったと言っていた。みんなが認めてくれるような行進がしたい」と意気込んだ。

 皆勤15校は以下の通り。

 【愛知】時習館(愛知四中)、旭丘(愛知一中)

 【岐阜】岐阜(岐阜中)

 【京都】同志社(同志社中)、山城(京都五中)、西京(京都一商)

 【大阪】市岡(市岡中)

 【兵庫】関西学院(関西学院中)、神戸(神戸一中)、兵庫(神戸二中)

 【和歌山】桐蔭(和歌山中)

 【鳥取】鳥取西(鳥取中)、米子東(米子中)

 【島根】松江北(松江中)、大社(杵築中)

 浜崎主将は「戦争の被害が少なかった歴史的なところもある。100年途切れることなくきたので、これからの100年も途切らすことなく、200回大会も皆勤校としていられたら」と願った。