米大リーグ挑戦か、日本のプロ野球入りかで注目される岩手・花巻東高の菊池雄星投手が19日、既に終了した国内12球団に続き、大リーグ8球団との面談を同校で開始した。レンジャーズは今季デビューして8勝した現役大リーガー左腕のデレク・ホランド投手が同席するなど、各球団とも必死のアピールを行った。

 この日はドジャース、レッドソックス、レンジャーズ、ジャイアンツと30分ずつ非公開で話し合い、佐々木洋監督も席に着いた。ジャイアンツは傘下の1Aに所属する日本人トレーナーらが訪問した。

 ドジャースのローガン・ホワイト・ゼネラルマネジャー補佐は「(菊池に)日本の球団に行かないでとは絶対に言わない」と国内球団を尊重する姿勢を見せていた。

 菊池は20日にマリナーズ、メッツ、ヤンキース、インディアンスと面接し、今回日程を組んだ日米20球団の面談を終えた後、記者会見する予定。