日米親善高校野球に出場する日本選抜チームのメンバー17人が1日、ロサンゼルスのドジャースタジアムで大リーグの試合を観戦した。甲子園大会で春夏連覇した興南(沖縄)の島袋洋奨投手は試合前にグラウンドに立って「自分は沖縄出身なので、こんな大きな球場がない。こんな素晴らしい球場を見られてすごいなと思った」と感激した様子だった。

 準優勝した東海大相模(神奈川)の一二三慎太投手は「絶対に日本とは違う野球なので、フィールドだけじゃなくベンチでどういうふうにしているかなどを見て、いろんなものを学びたい」と、試合に向けての意気込みを語った。

 5日のジャイアンツ戦に向けてブルペンで36球を投げ終えたドジャースの黒田博樹投手とも記念撮影。黒田は「高校生活のいい思い出にしてください」と話した。