<神宮大会:光星学院6-5愛工大名電>◇最終日◇27日◇高校の部決勝◇神宮

 夏の甲子園準優勝の光星学院(青森)が愛工大名電(愛知)を逆転で破り、初優勝した。2-5で迎えた7回、4安打集中し3点を奪い同点。続く8回、4番北條史也内野手(2年)が逆転のタイムリーを放った。

 ナインから胴上げされた仲井宗基監督は「昨晩のミーティングで『甲子園の決勝のつもりでやろう』と話しました。東北は震災の傷跡が大きく残っていますが、これで1校多く甲子園に出られますし、明るい話題を提供できたと思います」と話した。

 光星学院の優勝により、東北のセンバツ出場枠は「2」から「3」に。東北大会準優勝の聖光学院(福島)のほか、4強入りした花巻東(岩手)、青森山田(青森)にも出場のチャンスが広がった。