ソフトバンクの「ロマン砲」ことリチャード内野手(24)が今季初スタメンで初安打を放った。「7番・三塁」でスタメン出場し、3回の第1打席で右中間フェンス直撃の二塁打。二塁ベース上では右手の拳を突き上げて何度も雄たけびをあげた。24歳の大砲候補が気合を前面に押し出してチームの士気を上げた。ベンチでは自主トレの師匠に当たる山川穂高内野手(32)も笑顔。ムードメーカーのガッツポーズに本拠地も沸いた。
リチャードは昨季までウエスタン・リーグで4年連続本塁打王を獲得。オフには練習の厳しさで有名な「和田塾」に自ら志願して仲間入りし、背水の覚悟でプロ7年目を迎えていた。4月30日に今季初昇格。相手先発が左腕の藤井というタイミングで巡ってきたチャンスだった。
5回の第2打席では左前打。カウント2-2からの7球目、スライダーに体勢を崩されながら左前打を放った。無死一、三塁にチャンスを広げて再び自軍ベンチに向かってガッツポーズ。得点には結びつかなかったが、リチャードのマルチ安打は明るい話題。師匠山川が「絶対に(状態は)いいです」と太鼓判を押していた通りの打撃だった。



