<センバツ高校野球:龍谷大平安5-4桐生第一>◇31日◇準々決勝

 龍谷大平安(京都)が桐生第一(群馬)に延長10回サヨナラ勝ちし、1974年以来の4強進出を決めた。

 2回に4点を先制されたが、その裏に常仁志内野手(3年)の適時打で1点を返し、3回は姫野大成内野手(同)の犠飛で2点差。7回に敵失で同点に追いついた。延長10回に先頭の河合泰聖主将(同)が安打で出塁し、暴投と犠打で1死三塁。桐生第一は満塁策を取ったが、打者の高橋佑八捕手(同)の初球が暴投となり、河合がサヨナラのホームを踏んだ。

 40年ぶりの4強に、原田英彦監督(53)は「私が中学生で甲子園で見ていたころ。ここまで来られたか、という気持ちです」と語った。