21年センバツ準Vの明豊(大分)が昨夏甲子園4強の神村学園(鹿児島)との今春センバツ出場校対決を6-0で制して、9季ぶり3度目の優勝を果たした。

初登板で決勝舞台を任された最速138キロ右腕、一ノ瀬翔舞投手(3年)が7回4安打無失点で貢献した。センバツ2回戦で高崎健康福祉大高崎(群馬)4回2失点した反省を糧に試合をつくった。

1回戦、準々決勝は、最速143キロ右腕、野田皇志投手(3年)が連続完投した。

夏へ、野田、一ノ瀬以外の投手陣の整備は着々と進んでおり、一ノ瀬は「野田が絶対的な感じになってきた。追いつき追い越すことが、チームが強くなるキーになると思う」と話し、さらなる切磋琢磨(せっさたくま)を誓った。