<国体高校野球:岐阜商8-7智弁和歌山>◇29日◇準決勝◇ハードオフ新潟

 智弁和歌山(和歌山)の左腕エース岡田俊哉投手(3年)は6回途中から登板して4失点でサヨナラ負け。「負けるなら気持ちよく。いい演出でした」といたずらっぽく笑った。試合前、花巻東(岩手)菊池のブルペンでの投球練習をカメラマン席でのぞいていた左腕は、16日にプロ志望届を提出。これまでは甲子園最多タイ58勝の高嶋仁監督(63)のマンツーマン指導を受けてきたが、「先生との時間は宝物。これから新しいスタートです」と誓った。