今春のセンバツと夏の甲子園を制した興南・島袋洋奨投手(3年)が、25日開幕の千葉国体(高校野球は26~30日)で全国大会3冠を狙う。8日、全日本高校選抜の一員として、遠征先の米ロサンゼルスから成田空港着の航空機で帰国。米国選抜との親善試合で2試合に先発した島袋は「世界の打撃を見て視野が広がった。国体?

 出場する試合で負けていい試合はないので」と、レッドソックス松坂を擁した98年の横浜以来の史上3校目の快挙に挑む。進学を希望する中大については「時間があれば東都リーグも見てみたい」と話した。

 同じく帰国した東海大相模・一二三(ひふみ)慎太投手(3年)は、観光も楽しんだ様子。進路については「まだ親と1度も話してないので(プロ志望届を)出すかどうかも分からない」と話すにとどめた。