マーリンズのイチロー外野手(41)がメジャー通算500盗塁まで残り4盗塁とした。

 「1番右翼」で先発したこの日。第1打席で9球目まで粘った末に四球で出塁すると、次打者プラードの4球目で二盗。一度はアウトと判定されたが、マーリンズのチャレンジで判定が覆ってセーフ。通算496個目の盗塁となった。

 直後には守備でも魅せた。1回裏の守備で、パドレスケンプが放った特大右中間フライをフェンス直前でランニングキャッチ。捕球後に滑り込みながらフェンスに達するハッスルプレーを披露した。

 守備について「感覚でしかない。ただセンターが来ないことが早い段階で分かったので、それは助かりましたね。(プレー成否のカギは)センターの動きです」と話した。

 第2打席以降は、遊ゴロ、二ゴロ、二直、二ゴロ。4打数無安打1四球1盗塁で、打率は2割4分8厘となった。