【ヒューストン(米テキサス州)5日(日本時間6日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(31)が、防御率0・97で再び両リーグトップに立った。今季3度目となる投手専念でアストロズ戦に先発。7回を投げ規定投球回に達し、4安打2失点だった。今季最速101マイル(約162・5キロ)をマークした直球とスイーパーを軸に攻めたが、23年7月以来となる1試合2本塁打を浴びた。打線の援護に恵まれず、今季2敗目。打撃不振から打者ではメンバーから外れ、一方で大谷不在で打線が機能しないジレンマが続いている。投打で新たな局面に立つ大谷が、自らの現在地を語った。
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圧倒的な投手大谷は健在だった。初球から4球連続で球威のあるフォーシームを投げ、アストロズの1番アルテューベを空振り三振。その後も力勝負を挑んだが、2回、4番ウォーカーに狙い打ちされ、左越えの1発を浴びた。3回には9番打者にソロ本塁打を浴び、序盤で2失点。「どっちも狙ったところと逆だったので、それに尽きるかなとは思いますけど、打った方も素晴らしかったですし、失投は失投でしたけど、もう少しいいスポットに投げれば違った結果にはなったのかなと思います」と反省を口にした。
直球は今季最速の101マイル(約162・5キロ)をマーク。鋭角に曲がるスイーパーを交え、ア軍打線を手玉にとった。5回2死一、三塁から再びアルテューベを三振に仕留めた場面は、外角のボールゾーンに大きく外れるスイーパーで空振りを奪った。23年7月27日以来3年ぶりに7回を投げきり、打線の援護なく2敗目を喫したが、防御率0点台をキープ。投手として初めて3、4月の月間MVPを獲得しても「まだシーズンも最初の方なので、喜びすぎることなくいきたい」と冷静にコメントした。
▽ドジャース・ロハス(打線が大谷を援護できず)「翔平が本当に良い投球をしていたのに、援護できなかったのは悲しい。彼は自分の仕事をしている。問題は我々にあり、この打線には仕事を果たせる打者が十分にいる」
▽アストロズ・シューメイク(3回にドジャース大谷から逆方向の左翼ポール際へ今季2号、通算3号本塁打。地元メディアに)「一生子供たちに自慢できる。本当にクールなこと。ストライクゾーンに待っていた球が来たので、いいスイングができた」
○…ドジャース大谷が、メジャー1年目ながら両リーグ最多本塁打のホワイトソックス村上宗隆内野手(26)に言及した。「あんまり他の試合は見てないので、どのぐらいなのかはちょっと分からない」としつつ「状態がいいのは素晴らしいと思うし、日本人は特にドジャースと当たる時以外は頑張ってほしいなと思っています」とユーモアを交えてエールを送った。



