カブス川崎宗則内野手(35)が、WBC本番のメンバーに招集される可能性のあることが5日、分かった。

 12年から5シーズン海外でプレーしている上、08年北京五輪、06、09年のWBCでも代表歴がある。安定して内野の複数ポジションを守れ、ムードメーカーとしてもこの上ない。

 小久保監督はダイエー、ソフトバンク時代の同僚。人間性を含め、能力を深く理解している。川崎はカブスで世界一となった際、「来年もアメリカでやりますなんて、胸張って言えない。また時期が決まったら皆さんに報告します」と話している。

 日本球界復帰となれば、招集へのハードルはグッと下がる。抑え候補としてレッドソックスからFAとなった上原、先発候補としてドジャース前田も招集メンバーの候補に入っているとみられる。センターラインを軸に、世界を知る選手たちの合流を目指す。