今季限りで米大リーグのメッツを退団した高橋建投手(40)について、同投手の古巣広島が獲得を目指していることが19日、分かった。高橋が大リーグでのプレーを断念したことも明らかになり、ルイスが退団して手薄になった先発陣を補強するため、広島が獲得に動いた。

 高橋は昨年オフにフリーエージェント(FA)権を行使して大リーグ挑戦を表明。メッツで今季28試合に登板して0勝1敗で防御率は2・96だった。

 国内の他球団で高橋に興味を示す球団もあるが、広島は既に条件提示を済ませ、球団首脳は「好感触を得ている」と話した。