カブス藤川球児投手(32)が7日(日本時間8日未明)、守護神に昇格した。ブレーブス戦の試合前にデール・スウェイム監督(49)が不振だったクローザーのマーマルに代えて起用を明言した。

 前日6日の同カードではメジャー初失点など1回3失点していた。それでも、オープン戦からの安定感や日本での実績、経験を買われて、白羽の矢が立った。

 メジャー移籍当初から念願だったポジションに就いた藤川は「日本にいたときと同じように、やられた次の日を大事にしています。このタイミングでポジションが変わる。思い切って自分のポジションだと思ってやりたい。やりやすいなと思いました。後ろに自分しかいない。正直、やってやるぞという気持ちです」と気を引き締めた。