<ツインズ0-3マリナーズ>◇5月31日(日本時間6月1日)◇ターゲットフィールド
マリナーズ岩隈久志投手(32)が7回2/3を無失点に抑え、リーグ単独1位となる10度目のクオリティースタート(QS=6回以上を投げて自責点3以下)をクリア。6勝目を挙げ、防御率2・13はリーグ2位に浮上した。
岩隈は走者を背負ってから本領を発揮した。7安打2四球と塁上をにぎわせ、3、5、7回は三塁に進まれても、生還は許さなかった。「ピンチになればなるほど、少し時間を空けてしっかり考えながら、慌てずに投げていこうと思った」と速球を低めに集め、いずれの場面も後続を内野ゴロに仕留めた。5回まで0-0の投手戦に耐え、ウェッジ監督は「クマは決して投げ急がなかった。試合を熟知している」と絶賛した。
今季は「自分の投球ができている」という実感がある。その結果が、岩隈も「それはクリアしていきたい」と意識する、先発として試合をつくるQSの多さだ。敵地ターゲットフィールドは昨年、投球板が曲がっていると感じた場所。普段より半足分ほど真ん中寄りに立ち、調整した。
これでツ軍戦は3戦3勝、対戦防御率0・00という相性の良さ。5月は4勝無敗で、クマが投げれば勝つ-。そんな雰囲気がチームに漂っている。(ミネアポリス=佐藤直子通信員)



