ヤンキースからFA(フリーエージェント)となったイチロー外野手(41)が、米国テレビに出演し来季への強い思いを語った。

 イチローは米テレビの番組でも来季メジャーでプレーする決意表明をした。大リーグ専門テレビ局「MLBネットワーク」が3日に放送したインタビュー番組「スタジオ42」に出演。有名司会者ボブ・コスタス氏に、今後について「来年メジャーでプレーすることを固く決意している。どの球団かは、野球は個人スポーツでないので分からない。誰かがプレーする機会を与えたいと思ってくれなければならないが、私はどんなことをしてでもプレーする」と繰り返した。

 現在メジャー通算2844安打の記録にも触れている。同3000安打まで156本に迫り、日米通算では4122安打。ピート・ローズが持つ世界記録の4256安打まで134安打としており「2つの記録は目の前にある目標ではある。だが、それがプレーし続けたい理由ではない。私はまだプレーできると思っているので続けたいのだ」と説明。安打記録の達成はプレーする動機の1つではあるが、最大の目標ではないとしていた。