楽天キャム・ミコライオ投手(30)が故障のため開幕絶望となったと10日、球団が発表した。

 7日の練習中に臀部(でんぶ)に痛みを感じ、翌8日に帰仙。その後、福島市内の病院で検査を受けた結果「脱出型椎間板ヘルニア」と診断された。手術はせずに、保存療法で全治3カ月。開幕には間に合わない見込みだ。

 大久保博元監督(48)は「2、3日で治る話しじゃない。ただ、誰がいなくなってもいいように想定してやっている。受け止めて、対策を練っているとおりにパーツをはめていきたい」と守護神候補の離脱を冷静に受け止めていた。