日本ハム大谷翔平投手(20)がズッコケながらも、今季初安打を放った。

 先頭打者の4回に、ロッテ石川のシンカーを右越えへ。長打性の打球だったが「滑りました」と一塁ベース手前で足を滑らせて転ぶハプニングで、単打になってしまった。1死後、好調の新助っ人レアードが左越えへ先制2ランを放ち生還。少しドタバタも、ご愛嬌(あいきょう)。開幕投手として勝利を挙げているだけに、投打の「二刀流」でしっかりと節目は刻んだ。

 2点ビハインドの最終9回には2死満塁の絶好機が巡ってきたが、三邪飛。約2週間ぶりの野手での実戦だったが「そこまで違和感はなかった」と、次戦へ目を向けていた。