中日吉見一起投手(30)が昨年7月以来の復帰登板で、6回無失点と好投した。打線も奮起し、吉見に13年4月以来708日ぶりの白星がついた。

 13年6月の右肘手術の影響が尾を引き、昨年は3試合で勝ち星なし。だがこのオフは慎重に調整を続け、開幕投手候補に挙がるほど復調していた。2安打、1四球の安定感で吉見らしさを存分に発揮。

 お立ち台では「ホント、我慢してきてよかったです。野球ができる喜び、健康で野球ができることに感謝してきた結果だと思います」と謙虚に話した。