阪神ランディ・メッセンジャー投手(33)が初回に崩れたが、11三振を奪った。

 1回1死一、三塁から4番坂本の一ゴロの間に先制された。さらに阿部、長野の適時打もあり、初回から3点を失った。

 しかし昨年の奪三振王が本領発揮した。奪った11個の三振全てが空振り。2回以降は得点を許さなかった。「1つの球種だけでなく、いろんな球種を使いながら、最終的には11個の三振を取れたので、調子自体は良かったと思います。2回以降は自分の仕事ができただけに、初回の3失点が悔やまれます」と振り返った。

 14年9月2日DeNA戦(甲子園)以来の2桁奪三振をマークした。