ロッテ田村龍弘捕手(20)がプロ初の猛打賞をマークした。

 2回の第1打席に右前への適時打を放つと、4回に左前打、6、9回にそれぞれ右前打と、4打数4安打。それでも試合は敗れただけに、「負けたのでうれしくはないです」と、悔しさの方が大きかった。

 守備では2度盗塁を刺すなど、肩でも先発涌井を援護したが、9回に許したスクイズによる失点を猛省。初球の直球を決められただけに、「変化球だったり、ボール球から入ったり、最低限出来ることがあった。もうちょっと様子を見たり、やれることがあったと思う」と、唇をかみしめた。