昨季まで3季連続5位の法大が、立大に逆転勝ちし勝ち点2を挙げた。法大の「松井裕樹に投げ勝った男」熊谷拓也投手(2年=平塚学園)が3番手で救援し5回を4安打1失点と粘投。初勝利を挙げた2回戦に続き早くも2勝目を挙げた。打線は15安打を放ち勝利した。

 昨年未勝利だった熊谷が投打で活躍し2勝目を挙げた。4回から3番手で救援。8回で登板終了の予定だったが、裏の攻撃でも打席に立ち二塁打を放った。「(青木)監督には『お前は野手として考えている。打ってこい』と言われました」と、打者としても見事に期待にこたえた。12年9月の秋季神奈川大会準々決勝で楽天松井裕に投げ勝った際も「4番」を打った真価を発揮した。